作者:朝倉輪
イラスト:QUZ竜
あらすじ
岡本冬也は目立たず騒がずのモブキャラとしてひっそりと学校生活を送っていた。そんな彼の趣味は――ゲーム。学校の隅、 人目につかないスペースに作った隠れ家で、今日もゲームの中のヒロインを攻略に集中していた。そんなある日、クラスメートで唯一隠れ家の存在を知る少女である間宮花帆が、彼女の親戚で校内でも有数の美少女・間宮鈴をつれてやってきた。花帆と違ってゲーム嫌いの鈴は冷たい目を冬也に向けながらも、頼みごとをしにきたという。その内容は――ゲームの中に入って、ヒロインを攻略してほしい、というもの。その言葉とともに冬也はプレイ中のゲームの中に入ってしまい!? 第2回講談社ラノベ文庫新人賞〈佳作〉受賞作!
ネタバレは自己責任でお願いします。
ようは、ゲームの中に入って色々やる系。
その割に現実世界の割合が多く、微妙。
主人公の岡本冬也くんは、目立たず騒がずモブキャラ目指してる癖に学校に隠れ家作ってエロゲやってたりと、お前モブキャラじゃねーだろと突っ込みたくなりますねw
大体エロゲやる隠れ家を美少女に初期から知られてるしw
ヒロインは……鈴ちゃんのデレがちょっと可愛かったくらいか。
主人公が自称モブキャラなのに、全然モブじゃないのは残念。なんというか、主人公が脇役にこだわる理由が全くわからないから、いまいち感情移入出来ない(2巻の内容でわかるかもしれないけど)
一見枯れきったやれやれ系っぽいけど、意外にチョロい性格とか嫌いじゃないけど、未成年の癖にエロゲ職人を名乗るところがん?となった。
この作品のエロゲ=R-15だから現実世界とは似て異なる世界なのかもしれないけどね。
消費者として、ルナティック・フェイズの社長に啖呵をきるところはカッコよかった。
QUZ竜氏のイラストは良いね。こういうニッチな設定の作品は好きなので、108円なら2巻買うかも。
なんかよくわからないけど一応纏まってるので、暇つぶしには良いかもしれません。