漫画オタク、アニメオタク、ゲームオタク、ラノベオタク。
全部内包して、一口にオタクと呼ばれるわけだが、ブロッコリーとカリフラワーぐらい違うよ、うん。
もりそばとざるそばとか、日清食品と日清製粉と日清オイリオとかと一緒で、似ているけど、全くの別物だよ。
うん?どうでもいい?
じゃあ、プレステの事をファミコンって言われたり、アニメの事を漫画って言われたり、ロボットの事をガンダムって言われたりしたら訂正したくならない? 実際にするかは別として。
この記事はそういった細かい違いをあーだこーだ独断と偏見に基いてアニメオタクをdisる記事です。
実際に漫画もアニメもラノベもゲームも全部好きな人も居るだろうが、人の数だけ趣向が異なるのは当たり前だし、そこは深く掘り下げない。というか、そこまで行くと特定のジャンル関係なく愛する昔ながらのサブカルオタクだしね。
まず、ジャンルをそれぞれ分けていこう。
漫画オタクは漫画をこよなく愛するオタクだ。アニメ化や実写化する前からチェック済みだったりするし、現行作品だけでなく昔の名作もある程度している
ラノベオタクはラノベを愛しているオタクだ。アニメ化しないようなマイナーなラノベまで詳しかったりするし、アニメ化してない範囲の話だって出来る
ゲームオタクは数万もするハードを買って、数千円もするゲームソフトを買う強者だ。 ゲームは一本につき拘束時間が時間が他のジャンルよりも長く、なかなか他のジャンルに時間をさけない
アニメオタクは、二分化されると思う。
TVやPCから流れてくる映像を享受するだけの受動的なタイプと、監督や脚本家の過去作品遡ったり円盤やグッズ買ったりコミケ行ったりオフ会行ったり創作活動するアクティブなタイプ。
後者は興味がアニメに向いてるだけで実際は昔ながらのサブカルオタクの亜種かな。 オタクである事を積極的に楽しんでいる。
問題は前者だ。彼らは生産性もなく、流れる映像を享受するだけのクズの癖に他のオタク趣味を馬鹿にする傾向が強い。
特にラノベに関しては謎の上から目線でドヤ顔で批判しているイメージが強い。ラノベに原作提供してもらってるからアニメ見れるのに勘違いも甚だしい。
漫画、ラノベ、ゲームとアニメの違いは、購入する必要があるかどうかなんだよね。アニメは引きニートでも楽しめる唯一の趣味だし
漫画も、ラノベも、ゲームも「購入」する必要がある。 店に訪れるにしても、ネット通販で買うにしても、自分で選んで買う作品を選ぶ必要がある。その点、作品とも真剣に向き合う。
でも引きニートはお部屋から出れないしお金もないからアニメ見るしかないっていうね。
アニメって、無料で見れるしオタ趣味の中でも母数が多いからヒエラルキーの頂点にあるって勘違いしてるけどさ、ぶっちぎりで最下層だよね。
漫画業界はコミカライズなくても成立するし、ラノベ業界もノベライズ作品なくても成立するし、ゲーム業界はゲーム化作品なくても成立するけど、アニメ業界は漫画、ラノベ、ゲームが無ければ成立しないんだよね
そんな土壌だからか、漫画、ラノベ、ゲームのオタクは「作品」が好きな人達が多いけど、アニメオタクは「作品」よりも「アニメ」
そのものが好きな人が多いんだと思う。あと声優とか。
だから平然と次のジャンルに移行するし、オワコン認定とかも平気で出来るし、嫁もころころ変える毎が出来るんだ。焼畑にも程がある……
同じオタクでもこの中だとアニメだけカテゴリーエラーを起こしてるんだよね。
本来アニオタはドラマとか映画と同じ大規模な公式二次創作に過ぎない映像作品だし……
原作が好きなファンと二次創作が好きなファンじゃ噛み合う訳もないし、アニメオタクとその他を一緒にするのやめて欲しい