NHKにようこそ!(アニメ) 感想
2006年7月から12月に放送されたアニメ。原作や漫画版がありますが、アニメは原作と漫画のいいとこ取りらしいですね。 全て内容が別物みたいなので、原作や漫画版も見て見る予定です。
あらすじ。
大学を中退して4年目の佐藤達広は、ひきこもりとなっていた。佐藤は、自分が大学を辞め、無職でひきこもりであることなど全てが、謎の巨大組織の陰謀であると妄想する。その組織の名はNHK(日本ひきこもり協会)。
そんな折、中原岬と名乗る謎の美少女が佐藤の前に現れる。佐藤をひきこもりから脱却させるべく、岬は「プロジェクト」の遂行を宣言。その「プロジェクト」の目的が不明のまま、岬による佐藤のカウンセリングが始まる。(Wikipediaより)
アニメ作品としては珍しい、大学生くらいの年齢の主人公の作品。この作品は見ていて辛いけど、ひきこもりの人に見て欲しい作品ですね。
でも佐藤君には岬ちゃんも山崎もいるし、イケメンだし言うほど詰んでないから、ひきこもりが見ると逆効果かも……
現実でひきこもりになってしまう人には、岬ちゃんどころか、山崎すらいない。それみどころか先輩も委員長すらいない。
そんな佐藤君に、感情移入しちゃうと、自分との違いを思い知らされて、鬱になるかも知れませんね。
そう考えると、ひきこもりじゃないニートとか、まだ社会復帰に近い人の方がすんなり楽しめるかもしれません。
2006年ではなく、ここ最近に放送されていれば、もっと評価されていたかも知れません。
まあ、今アニメ化してれば牧野由依ちゃんボイスの岬ちゃんが存在してないだろうから、2006年で良かったかも知れません。
2006年はハルヒ、コードギアス、ひぐらし、デスノート、うたわれるもの、ゼロの使い魔、いぬかみ!など名作が多く、埋れた感があるけど。あとゼーガペインとかゼーガペインとかゼーガペインとか
騒がしい夏から、寂しく閉塞感が感じられる冬の季節感の描写は素晴らしい。
エピソード単位でもオタに目覚める佐藤、クリエーター目指す回、自殺オフ、ネトゲ回、マルチ商法回とニートあるあるネタが豊富で面白い。マルチはあるあるじゃねーかw
自殺オフ→ネトゲ→マルチの怒涛の流れは面白い。 佐藤君クズ過ぎwww
この状況で佐藤を見捨てない山崎と岬ちゃん ぐう聖過ぎw
岬ちゃんも欲しいけど、山崎みたいな友達欲しいよね。
万人に勧められる作品ではありませんが、名作である事は確かです。
ただ、鬱の時や、引きこもりの時に見ると死にたくなるかもしれないので注意した方がいいかもしれませんね。 もどかしい世界の上でとかパズルとか名曲多いし、踊る赤ちゃん人間は衝撃でしたね。
確かに社会経験が乏しい人間は赤ちゃん人間であり、俺も赤ちゃん人間みたいなもんだよな。 さしづめ、躍る慣らし保育www