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DUST BOX

ゲームのレビュー書いたり、新作ゲームの妄想をあーだこーだ書いたりしてます。 それと、思考を整理する為にアウトプット用になんか色々垂れ流してるブログです。

どんなスマホゲーが売れ線なのか

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どんなスマホゲーが売れ線なのか

スマホゲームってありますよね。色々CMやってるしなんとなく知ってる人は多いんじゃないでしょうか。

スマホゲームには、大きく分けてコンシューマーみたいな買い切り型と、基本無料でガチャ回すタイプのゲームがあります。

CMや広告打ちまくってるのは後者がほとんどですね。


買い切り型はファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなど往年の名作RPGが多いですね。 しかし、スクエニのゲームは値段が高いな……

買い切り型はスマートフォンの前身フィーチャーフォン(ガラケー/携帯電話)のiアプリやEZアプリによくあったアレです。

基本無料ゲームは携帯電話の時に流行ったモバゲーの怪盗ロワイヤルとかグリーの探検ドリランドとかああいう感じのゲームです。


で、今はその流れを汲んだ基本無料スマホゲームの全盛期です。少なくとも国内ではPS4や3DSよりも勢いが強いんですよね。

これはある意味仕方ないんです。

娯楽の多様化や少子化により、ゲーム自体の人口は減り続けていますし、昔のスーパーファミコン、プレイステーション、プレイステーション2の時代みたいにハードひとつあれば大体遊べる時代ではなくなりました。

それと開発費の高騰によるシリーズものばかりが残っているため、新規では入りにくいのも原因の一つですかね。

そんなゲーム業界離れをなんとか食い止めてるのがスマホゲームです。

基本無料のスマホゲームは、なんといっても気軽に出来るのが最大の強みです。

Google playやApp storeで気軽に検索して手軽にDLして飽きたら放置するかアンインストールすればいいだけです。

対してコンシューマのゲームはまず何万もするゲーム機(PS4とか3DS)を買って、更に新品ソフトだとたった1本で5000〜8000円ぐらいの出費が出ますよね。

まずここから「ゲーム好き」以外にはハードルが高い。 高級な料理や服装に興味がない人が何千円もする料理や何万円もするブランドの服を高いと感じるように、ゲームは初期出費が高い趣味なんですよ。 その後のコスパは最高峰だけど、初期のハードルが高い


スマートフォンも本体価格はゲーム機なんか目じゃないほど高いですが、分割払いである事、ゲーム以外に通話やLINEなどのSNS、インターネットや動画サイトが見れるようになって現代社会では必須なアイテムなんですよね。

スマートフォンにとって、ゲームはあくまでオプションのひとつにしか過ぎないんですよ。

だから、現代人はガッツリやるコンシューマーのゲームよりも手軽に気軽に暇を潰せるスマートフォンのゲームに手を出すんですよね。

コンシューマーゲーム会社大手である任天堂、カプコン、バンダイナムコエンターテイメント、コナミ、セガなどといった会社に、ガンホーやXFLAG、cy gamesといった新鋭企業が凌ぎを削っているさながら戦国時代のような感じですかね

スマホゲームのターゲットは、タイトルにもよりますが、一部の廃課金してくれる人とライトユーザーじゃないでしょうか。中途半端にのめり込んで運営に暴言吐くような無課金オタクや微課金オタクは優先度高くない気がします。

ライトユーザーとリセマラ廃人はDL数を水増しして、廃課金様が湯水のように金使ってくれる。 無課金や微課金は廃課金様をランキングで悦に浸らせる為とそのゲームが賑わってるように見せる為の舞台装置のようなもんですかね。

ライトユーザーはライトなだけあって、ステマやダイマに食いつくけど過疎ってるところに寄り付かないような気がするので、ライトユーザーを呼ぶ為には有名作品との「コラボ」をする必要があります。

例えば今のスマホゲームの形を作った「パズドラ」

パズドラのターゲット層は金が有り余ってる30代〜40代の一般人がメインなので、「ドラゴンボール」「ファイナルファンタジー」「北斗の拳」「モンスターハンター」「新世紀エヴァンゲリオン」などの知名度が高いタイトルが中心ですね。

モンスターストライクも似たような感じですが、「ドラえもん」「ウルトラマン」など子供が食いつきやすそうなタイトルともコラボしてます

この2タイトルはスマホゲームの中でもかなり一般向けで、子供向けのアニメなんかも展開している作品です。

ライトユーザーといっても一般人ばかりじゃありません。

fate/Grand Orderは同じTYPE-MOON作品としかコラボしませんし、実況パワフルプロ野球は最近モンストと謎コラボしたものの、基本的にはダイヤのAやMAJORといった野球漫画が中心です。

この辺りは規模は違えど、ゲーム会社の人気既存IPを使ったタイトルで、元々ターゲット層は決まってるタイプのゲームですね。 fateはTYPE-MOON信者とにわかアニオタ、パワプロは野球ファン。

グランブルーファンタジーはアイドルマスターシンデレラガールズやテイルズオブシリーズ、ストリートファイター、サクラ大戦といったゲームタイトル中心。

このようにコラボといっても作風に合わせたタイトルが選ばれるようです。

コラボ交渉担当のセンスが試されそうですね。どっかのバカボンコラボとか物珍しいだけで売れなきゃ意味ないし……



スマホゲームは戦国時代。そのスマホゲー界隈でどんな作品が売れてるのか? 色々調べてみました。

2017/5/4 App storeで調査した結果。

10位までは
オリジナルIPが3タイトルに対し、版権IPが7タイトル。

しかし、オリジナルタイトルであるモンストが1位だったりと興味深い結果に。パズドラ、グラブルとテレビ見たことあれば聞いたことはあるタイトルが続きます。

版権IPは信者ゲーであるFGOがトップ。ディズニー、ドラゴンボール、アイドルマスター、ワンピース、ファイナルファンタジー、パワプロと大正義ラインナップ。

11位〜40位
20位まで
版権:5 オリジナル:5
30位まで
版権:2 オリジナル:8
40位まで
版権:3 オリジナル:7

20位までは版権とオリジナルが互角ですが、30位以下になるとオリジナルIPが目立ってきますね。

版権タイトルは上から
プロスピ、KOF、星ドラ、DQMSL、FEH、FFBE、ポケモンGO 、 妖怪ウォッチ、ラブライブ、NARUTO

ゲーム原作のIPが目立ってきますね。38位がスクフェスで40位がNARUTO。 ワンピースは10位以内なのにNARUTOは40位まで下がるんですね。逆を言えば、もう終わったタイトルで40位は凄い。

スクフェスは先日のNHKアニメランキングでも高かったし、まだまだ健在か。

オリジナルIPだとぼくドラ、白猫などなんかCMかネット広告で見たことあるようなタイトルが続きます。

クラッシュオブキングス、モバイルストライク、ゲームオブウォーなどの海外IPが入ってくるのも注目か。ジャンルもオセロゲームのオセロニア、音ゲーのバンドリ!、テニスゲームの白猫テニス、釣りゲームの釣りスタ、パズルゲームの 妖怪ウォッチぷにぷに、カードゲームのシャドウバースなど豊富

41〜100位

75位まで
版権:11 オリジナル:24

版権タイトルはSAO、DQどこモン、ぷよぷよ、ダビスタ、パワサカ、モンハン、遊戯王、メビウスFF、SO、ジョジョetc

中堅タイトルが多いですね。この辺はコナミ無双ですね。

オリジナルタイトルではセガのRPGのオルサガ、3DSにも出してるにゃんこ大戦争、乙女ゲーのあんスタ、本格SRPGのファンキルなど顔ぶれもいい感じ。

ここで、疑問に思って調べてみると女キャラオンリーの萌えゲーが殆ど無いんですよね。 版権のデレステ、スクフェスやオリジナルのバンドリ!も音ゲーですし、乙女ゲームタイトルがチラホラランクインしているのに、ギャルゲー・豪華声優陣美少女RPGはロクにランクインしてこないんですよ。

中堅のこの辺はぱっと見の印象が豪華声優陣RPGに近いヴァルキリーコネクトやファントムオブキルも男女両方揃えてるんですよね。オタク系の男性ユーザーはデレステ、スクフェス、グラブルなどに取られてるような結果か。

76位〜100位まで
版権:11 オリジナル:14

版権タイトルはキン肉マン、ガンダム、キングダムハーツ、テイルズ、星矢、モバマス、乃木坂、ブリーチ、ブレイブリーetc

オリジナルタイトルはようやくオルガル、崩壊3rd辺りの美少女オンリー系がランクイン。この辺りでもまだゲーム性たかそうなエレメンタルストーリーやドラゴンプロジェクトなどがランクイン。旧来の量産型カードゲームはほぼ無い感じか? モバマスとかはスマホ以前から存在するタイトルだし…… 放置ゲームの放置少女がここにランクインするのは興味深いか。

101位〜200位

版権25:75

版権タイトルはヴァルキリープロファイル、スターウォーズ、SAO、DFF、PSO2、スターホース、ジョジョ、ワンピース、ガンダム、テイルズ、ウイイレ、ディズニー、スヌーピー、キングダム、ガルパン、クローズ、デジモン、AKB、FF、ヒロアカ、星矢、アイカツetc.

オリジナルでも結構聞いたことあったりやったことあるタイトルありますね。戦国アスカZEROとか結構広告見た気がするけど、199位だし…… 旧来のゲキ渋ガチャカードゲーム(SRすらロクに出ない昔ながらのソシャゲ)に豪華声優陣つけただけのグリモアが110位ってのも凄い。グリモアはストーリーが良いし、豪華声優陣の内約も本当に豪華だから人気あるのもわかるけど。

芸能人系は版権、コナミがゲーム出してないようなスポーツゲーはオリジナル枠だったり結構曖昧なんで誤差は結構あると思います。


結論から言うと、版権モノ以外ではスマホゲーであってもゲーム性高そうなゲームが上位に来る傾向があるようです。 (全部プレイした訳じゃないから確信はない)

なんのひねりもないガワだけ変えたようなポチポチゲーは殆ど上位にはありませんでした。

オリジナルIPで勝負しなくちゃいけない零細メーカーは独自の要素をどれだけ出せるかですね。

イベントだけでなくメインシナリオに力入れると、ユーザーはお、このゲームちょっと楽しいかもと思いますし、やっぱりどんなゲームであれメインシナリオは大事。

コラボとか頑張ってユーザーにせっかく触れてもらっても、ぐう凡ストーリーで代わり映えしないシステムじゃよっぽどキャラのグラフィックや声優が好きじゃなきゃユーザーは定着しません。ライバルに勝つためにはどうすればいいか。そのゲームだけの独自のウリが大事ですよ。このご時世ユーザーはスマホゲーに目が肥えてますから。

例えば俺ならスマホRPG(どこがRPGかわからない)のコスト、合成、売却、所持数限界とか必要ないイライラ要素だと思います。

ぐう凡ストーリーぐう凡キャラデザでもガチャで当てた強いキャラを制限なく使って序盤から無双出来れば気持ちいいし……


右に倣えではなく、自分達がプレイして快適なUIは大事じゃないですかね?


俺が今言ったことを例に出すと、編成コストのせいでお気に入りのキャラで艦隊組めなかったり、いっぱい当てたキャラが所持数制限で持てないとかストレスたまるでしょ?

そんなしょぼいところでリアルマネーでもゲーム内通貨でも素材でも払いたくないでしょ? ノーストレスとまではいかなくても快適ならユーザーは定着しやすいんじゃない?
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