モブ恋の2巻です。
この作品は『ギャルゲー』の親友キャラとモブ子にスポットを当てた作品で、今回は生徒会長に立候補してみる話ですね。
この話の面白いところは主人公達の視点で描かれているにも限らず、徹底的にモブとして描かれているんですよね。
だから、春馬とモブ子が色々奮闘しても、努力実らず生徒会選挙に落ちてしまう。
本来なら一巻は使えそうな内容を、半分で終わってしまう。それは、この話の主人公は『サブヒロイン』で委員長キャラの鶴木美汐とその親友だった少女、天羽詩歌であり、『親友キャラ』である春馬は物語からフェードアウトしてしまう。 勿論春馬も色々動いてみるが、結果に繋がらない。
結局『主人公』の秋兎がチート的な魔法を使い仲直りしてハッピーエンド。おまけに天羽も秋兎ハーレム入り。
モブ子はそんな『主人公』とは別の、正攻法で鶴木と天羽を励ましたくらいで、春馬に至っては辛うじて功績と呼べるのはモブ子の背中を押してやったくらいww
親友キャラ×モブ子というニッチな作品ですが、モブ子が可愛くて俺的には結構好きですね。
前巻の感想にも書きましたが、恋する女の子とヒロインの為に頑張れる男の子はそれだけで応援したくなりますね。